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長いスクリーンタイムとストレスの関連、運動と睡眠で緩和

身体活動と睡眠がストレスとスクリーンタイムの関係を緩和するという研究結果が5月25日、「Journal of American college health」オンラインに掲載された。

スクリーンタイムが長すぎると、メンタルヘルスが低下し、ストレスが増加すると言われている。今回の調査では、2017年秋から2020年春の調査期間中に、大学学部生513人を対象に、スクリーンタイムとストレスの関係に対する身体活動と睡眠の潜在的な緩和効果を検討。知覚されたストレスレベル、身体活動への関与、スクリーンタイム、および睡眠を評価するための質問票により調査を行った。

その結果、段階的階層回帰分析により、スクリーンタイム、睡眠、およびスクリーンタイム、睡眠、身体活動の間の3方向の相互作用がストレスに関連していることが確認された。事後分解により、より高いレベルの身体活動と睡眠の両方が、スクリーンタイムとストレスの関係を緩和することが明らかになった。今回の調査結果より、身体活動や睡眠などの変更可能な健康行動が、大学生のストレスに対するスクリーンタイムの悪影響をコントロールするための重要な要因である可能性があることが示唆された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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