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カナダで化粧品の動物実験を禁止する法案が可決

カナダで、6月23日、化粧品の動物実験を禁止する食品医薬品法の改正を含む予算執行法(法案C-47)が可決さtれた。この修正案では、化粧品の動物実験の禁止に加え、製品の安全性を確立するために新たな動物実験データに依存する化粧品の販売や、化粧品の動物実験に関連する虚偽または誤解を招く表示も禁止される。

動物保護活動団体である国際ヒューメイン・ソサエティ・カナダ、アニマル・アライアンス・カナダ、クルエルティ・フリー・インターナショナルは、化粧品アライアンス・カナダ、ラッシュ・コスメティックス、ザ・ボディショップとともに、数年にわたりカナダ政府と緊密に協力して、動物化粧品を禁止する実行可能な法案を推進してきた。ヒューメイン・ソサエティはカナダのジャン=イヴ・デュクロ保健大臣に加わり、以下の声明を公式サイトに載せている。

カナダ政府保健大臣ジャン・イヴ・デュクロ氏は、「化粧品の動物実験は残酷であり、不必要である。 だからこそ、私たちは化粧品の動物実験と取引を禁止するという約束を前進できることを誇りに思っています。 現在および将来の動物の保護は、多くのカナダ人が主張してきたことであり、カナダの化粧品には動物実験が含まれていないと誰もが確信できるようになり、私たちは動物福祉を改善するために必要なあらゆる措置を講じ続けます。 」

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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