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休日にからだを動かすことと、仕事でからだを動かすことは違う

余暇にからだを動かすことは加齢による身体機能の低下を防ぐが、肉体労働など仕事でからだを動かすことは身体機能を低下させるという研究結果が4月23日、Academy of Finlandから発表された。研究の詳細は、「The Journal of the American Geriatrics Society」4月号に掲載されている。

この研究は、フィンランドの老年研究センターと労働衛生センターにより、フィンランドの公共機関で働く5200人を28年間追跡調査した結果。仕事によるからだの動きは、同じ動作を数時間繰り返すものが多い。一方、余暇でからだを動かそうという場合は、健康改善や、ストレス解消の目的で設計されている。両方とも、筋肉の活動によるエネルギー消費という点では同じであるにもかかわらず、からだに対する長期的な影響は大きく異なっているという。

「仕事で重労働をしている人は、余暇にからだを動かすことによって、その悪影響を少なくすることができる」と研究グループのリーダー、Taina Rantanen教授は言う。最も重要なのは、バランス良くからだを動かすことかもしれない。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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