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米FDA、子供の肥満防止に栄養表示を読むように奨励!

9月はアメリカのでは小児肥満予防月間にあたり、子供に健康な食生活を促進するため米国食品医薬品局(FDA)は、9月1日、食品製品に表示されている成分表示ラベルを読むよう奨励すると発表した。

子供の頃から食品に含まれる栄養成分を正確に把握することを習慣つけて長期的な健康維持に役立たせることが重要だと指摘している。FDAは栄養表示基準を活用して次のような項目を考慮するよう奨励している。

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・一食分の分量を確認しよう

栄養表示基準によれば、食品成分表示は一食分になっている。一食分以上の分量が含まれているパッケージを食べる場合には、分量を確認することが大切。

・カロリーを考えよう

体重管理のために1日に必要なカロリーと摂取カロリーに注意を払おう。一般的に単一食品で400kカロリー以上摂取するのは高カロリーとされ、100kカロリーが中程とされる。

・賢明な栄養素の選択をしよう

脂肪、ナトリウム、糖分の摂取量に注意しよう。栄養表示基準のPercent Daily Value(%DV)表示で20%DV以上は脂肪とナトリウムの栄養価が高いことを示し、5%DV以下はこの栄養価が低いことを意味する。糖分は%DVではなくグラムで表示されており、これらのガイドラインを活用して、バランスのとれた栄養素の選択を心掛ける。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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