エステ施術者の手から電気を流す新技術で特許申請 カドモリ
2017.05.25
編集部
ハリネズミ美容鍼などで小顔矯正をおこなうサロン「シンクロ矯正KADOMORI」を運営する株式会社カドモリ(大阪府大阪市)は、このほど施術者の「手」から電気を流すことができるという技術を用いた「シンクロウェーブ」の開発に成功し、フェイシャルに特化した新技術の特許を申請した。
人間の身体に流れているごく微弱な電気である生体電流。肌の呼吸から心臓の動きまで、生命活動の全てはこの電気によって動かされている。ところが、携帯電話などによる電磁波の影響や、ストレス、疲労、加齢などによって、生体電流は乱れていく。
そこで、生体電流を整える電気を研究し、イオンと低周波の間に位置するシンクロ波を使ったエステ技術を開発した。
施術者の足元に板を置き、それを踏むことで足から手元へ電気を流す。そして、手や指先から電気を発しながら施術を行いつつ、シンクロウェーブから被施術者の背中に置いた特殊なマットへも電気を流すことで、よりほぐれやすい環境を作り出す。これまでエステで一般的だった、マシーンから被施術者へ直接電気を流していく手法とは全く違い、あくまで施術者の「手」から電気を流すことができる技術だ。
オールハンドの施術ではマシーンでは難しかった目のきわなど細部までの施術をすることができる。最適な力の加減や程よい温度感、被施術者の状態の把握など、指先や人肌だからこそできることも多い「オールハンド」にこだわった。
- 参考リンク
- る株式会社カドモリ