【化粧品開発展】テクノ・ハシモト、ヘア評価の標準機を展示
2018.01.25
編集部
株式会社テクノ・ハシモト(奈良県奈良市)は、第8回 化粧品開発展(1月24日~26日開催)において、コーミングテスター(毛髪しく通り計測装置)とフリクションテスターを展示した。
コーミングテスターは、ヘアケア製品を開発する際に、実際に毛髪に塗布して感触を確かめる官能実験を数値化して評価できる装置。シャワー時のくし通り荷重を高精度に計測し、毛髪の手触り感、指通り感の官能評価をSD(Semantic Differential)法でデータ管理できる。
従来、PCに接続してコントロールしていたが、OSのバージョンアップごとに対応が求められる手間をはぶくため、タッチパネル操作に変更した。
「国内の大手化粧品メーカーに導入されるなど、ヘアケア製品開発のスタンダード機になっている」(ブース説明員)。近年は海外からの引き合いもあり、会場では欧州やアジアのメーカーも関心を寄せていたという。
フリクションテスターは、様々な物の表面のなめらかさをダイナミックに計測する装置。3軸フォースセンサ搭載により、3方向の荷重をリアルタイムに計測できる。ヘアケア製品、化粧品などの使用感を評価するのに使われる。
- 参考リンク
- 株式会社テクノ・ハシモト
- 第8回 化粧品開発展