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FDA警告:高濃度カフェインサプリ販売の2社対象

米国食品医薬品局(FDA)は6月5日、危険な高濃度カフェイン製品を違法に販売していることについて、liquidcaffeine.com社(本社:米国メリーランド州)およびDual Health Body and Mind社(本社:米国ノースカロライラ州)に警告書を発行した。FDAはこれらの製品を公衆衛生上の脅威とみなしている。

高濃度または純粋なカフェイン製品摂取についての安全なサービングサイズは、カフェイン換算で200ミリグラムと考えられている。これは粉末でティースプーン約1/16、液体で約2杯と 1/2に当たる。「ダイエタリーサプリメントとして市販されている純粋なカフェインまたは濃縮カフェイン製品と関連した死亡は少なくとも過去2件発生しており、これらの製品から消費者を守るための法律の施行を予定している。今日の行動はこれらの取り組みの一環である。事前の警告にもかかわらず、これらの危険な製品を販売している企業に対しては引き続き措置を講じる」とFDAのコミッショナー、Scott Gottlieb MD氏は述べている。この5月、FDAは粉末または液体の純粋または高濃度カフェインを含む栄養補助食品が、バルク包装で消費者に直接販売された場合、一般的に違法となることをガイダンスで明確に示している。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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