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米国身体イメージ満足度調査、半数が外観評価高いと回答

身体イメージ満足度を調査する米国のプロジェクトThe U.S. Body Project Iの結果が2月24日、「Body Image」オンラインに掲載された。

Mechanical Turkを利用して収集された1万1620人のデータを対象に、性別、体重、人種、年齢、性的指向が、外観評価、太りすぎの先入観、および身体イメージに関連する生活の質にどのように関連しているかを調査。その結果、男性は女性よりも、外観評価の低さ、太りすぎへの高い関心、生活の質に対する身体イメージの悪影響、減量ダイエットおよびクラッシュダイエットや断食で体重を減らそうとしていることを報告する可能性が低かった。人種の違いは一般的に小さかったが、黒人男性対他のグループ、および黒人女性対白人女性の比較で、より大きな外観評価が報告された。すべての測定で、男性ではゲイとバイセクシュアルでは異性愛者の男性よりも身体イメージが悪いと報告された。女性間の性的指向の違いについては小さな効果サイズしか観察されなかった。体重は、年齢ではなく、身体イメージと強く関連していた。貧弱な身体イメージが広く認められることに対して、介入の必要性が示唆された。今回の調査の良い結果としては、男性と女性の半数で高い外観評価が報告されたことだった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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