アメリカでの人気ネイルブランド・ランキングー決めては色ー
2013.07.19
編集部
米リサーチ会社NPDグループ(本社: ニューヨーク州)が発表した「The Power of a Polished Nail」によると、アメリカの国内市場で18歳以上の女性を対象にすると50%を超える消費者が昨年、ネイルポリッシュを購入したことが分かった。
「たとえ、少ない予算の中でもネイルポリッシュはその価格設定から購買した後にも罪悪感を与えず、しかも趣向を変えることで消費者に満足感を与える」とNPD副社長のカレン・グラント氏は調査結果を分析する。
オーピーアイはサロンでの人気ランキング一位を獲得、家庭用としては2位だった。家庭用としての一番の人気ブランドは、サリー ハンセンというブランドでアメリカでは大手スーパーチェーンやドラッグストアで購入が可能。各々の人気ランキングトップ5は次のような順位となる。
また、アメリカの消費者が最も重要視するのは”色”という調査結果も発表された。6割以上の消費者は自分が好む色が購入できればブランドはあまり気にせず商品を購入したり、ネイルサロンでサービスを受けるという。
ネイルサロンでの調査結果を見てみると、ネイルサロンに通う人は、年間で平均204ドルをサロンで費やした計算になる。これは、ホームケア用消費額のおおよそ6倍に相当する。サロンに通う顧客は55歳以上の女性が主流という調査結果も含む。付加価値サービスとしてジェルネイルを受けた比率は24%、ネイルアートを受けた比率は12%だった。アメリカではネイルサロンにも自分のお気に入りのネイルカラーを持参して、それを塗ってもらうことが可能であり一般化しているとも考えられる。熟年女性がサロンで受けたサービスの中心は基本的なネイルサービスが主だったことが伺える、とも言える。