Medifast社ダイエットプランで臨床的効果確認

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2015.08.10

国際部

Medifast社のダイエット食と心血管代謝リスク低下の関連を調査した研究結果が8月6日、「Nutrition Journal」オンライン版に掲載された。

Medifast社は1980年創業の米国企業。医療機関向けのダイエット食販売からスタートし、現在では個人向けウエイトロスプログラムや糖尿病患者向けプログラムなどを展開。ダイエット後のフォローの徹底が好評で、最終目標を同社のダイエット食品から卒業しても体重を維持管理できることを挙げている。ニューヨーク証券取引所上場企業。

肥満に対する最新の医療ガイドラインは6カ月で5%以上という積極的な原料を達成するために、食事と生活習慣への介入の重要性を挙げている。今回の研究は、「 Medifast4 & 2 & 1 Plan」というダイエットプログラムを用いて、肥満者の体重減少とともに心血管代謝リスクの低減が起こるかどうかを検証した。

「Medifast4 & 2 & 1 Plan」は、目標値を1日1000~1300カロリーに設定。置き換え食のMedifast Meals、肉と野菜(種類や調理法は自由)、健康的な間食(スキムミルクなどを推奨)を4+2+1の配分で摂取する食事計画で、全体のカロリー量を減少するダイエット法。

肥満患者185人を対象に12週間のダイエットプログラムを実施した結果、体重は中央値10.9 ± 5.6 kg(10.1%)の減少が確認された。24週後にはさらに16.0± 7.9 kg (-14.3 %)となった。12週で85%、24週で96%の参加者がプログラムを終了した。男性、女性、高齢者(65歳以上)のいずれも有意な体重減少が見られた。血圧、脈拍、ウエストヒップ比にも有意な改善が認められた。研究者らは、このプログラムは効果的で、性別・年齢問わず幅広い層で使用できると結論している。

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