中国人の「理想の顔」に関する大規模調査の結果
2018.07.20
国際部
中国における理想の「理想の顔」に関する大規模な全国調査の結果が7月9日、「Aesthetic Plastic Surgery」オンラインに掲載された。
近年、外科的および非外科的美容治療はアジア全域で普及してきた。特に人口の多くを占める中国人への美容治療に最適な効果を出すためには、中国人の理想を理解することが重要である。今回の調査は、顔の形状、輪郭(直線、凸、凹面)、顎の角度と形状、顎、鼻、唇の形状に関する中国の一般人の好みを理解するため、オンライン調査を実施した。調査参加者には、教育レベル、居住地、美容外科手術を受ける可能性があるか、美容治療は外科的または非外科的のどちらを好みか、「美しくあること」は日常生活に影響を及ぼすかどうかについても質問した。
オンライン調査の回答者は1417人(男性599人、女性818人)で、その大半は25-35歳(58.93%)だった。回答者の大部分は、顔の輪郭は卵型、あごのラインはなだらかで丸みを帯びてあご先はとがったもの(男女共に)、直線から凹面へと続く鼻のライン、キューピッドの弓のようと例えられるふっくらとした唇を好んだ。ほとんどの回答者は美容整形手術を受ける意思がないと答えた。しかし、外科的および非外科的な化粧処置の選択肢を与えられた場合、参加者の82.22%が非外科的処置を好んだ。大多数の回答者(83%)は、美しいことが日常生活に影響を与え、生活の質を向上させると考えていた。