SAYURI USHIOさん、特許カット法「STEP BONE CUT」を披露

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2018.08.7

編集部

ニューヨークを拠点に活動を展開しているヘアメイクアーティストのSAYURI USHIOさんによる展覧会「STEP BONE CUT ART EXHIBITION PLANTS IN HAIR」が8日~11日、都内で開催されるのを前に、メディア内覧会が開催され、SAYURIさんが考案した特許保有の独自のカット法「STEP BONE CUT」の概要とデモが披露された。

SAYURIさんは、国内ではヘアサロン「TICK-TOCK」など7店舗を展開しているほか、STEP BONE CUT ACADEMYを開校して「STEP BONE CUT」の教育活動に携わっており、すでに国内外700店舗の美容室で同技術が取り入れられている。現在はニューヨークのブルックリンに拠点を構えて同技術の普及に尽力している。

SAYURIさんは「子供の頃から漫画家に憧れて漫画を描くことが好きだった」といい、「STEP BONE CUT」では得意の絵心を活かして、まずお客のなりたいヘアのイラスト図面を起こすことからスタートする。ヘアデザインを作り上げていく過程は、パタンナーがパターンを起こす作業に似ている。

実際にカットする際は、浸透力の高い専用美容液カットローションを使って髪の毛を柔らかくした上で、頭のブロックごとに「円で切るように」(SAYURIさん)フォルムを作り上げていくのが特徴。

これにより、平面的な骨格を立体的な小顔に見せ、鼻を高く引き締まった顔立ちにしてくれる。また、「ブローがいらない」(SAYURIさん)ので、髪へのダメージを気にする必要がない。さらに、首を振ると髪の毛が自由にゆれるので「人生が変わる」(同)といい、気持ちの上でも大きな効果が期待できるとしている。

SPOONBILL南青山本店(港区南青山4-23-9)で開催される「PLANTS IN HAIR」では、“髪には命がある”との思想に基づき、人の頭から植物のように生える髪の揺らぎについて、地球の土から生えた森の木が風にざわめく様に似たイメージで表現したオブジェを会場中に散りばめている。

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