NSD/東海大/大木、CGMを用いた糖尿病予防の取り組みを紹介

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2018.09.13

編集部

一般社団法人日本ヘルスケア協会(会長:今西信幸氏)主催の第2回日本ヘルスケア学会年次大会(9月7日~8日開催)において、システム分析・設計の受託などを手掛ける株式会社NSD(東京都千代田区)、東海大学八王子病院健康管理センター、OTC医薬品などの卸事業を展開する大木ヘルスケアホールディングス株式会社(東京都文京区)によるポスターセッション「CGM(持続グルコース測定)を用いた糖尿病予防の取り組み」が掲示された。

今回、食事や運動による血糖変化を“見える化”するためのシステムのプロトタイプを試用して、空腹時血糖だけでは評価できないケースがどのくらいあるかを評価した。

具体的には、有志21人(男15人、女6人)に対して、持続グルコース測定器を約2週間装着し、スマートフォンのアプリで食事開始時刻と食事内容を記録してもらった。測定期間中の空腹時グルコースの平均値によって、100mg/dl未満と100mg/dl以上の2群に分類し、食後高血糖(食後1時間の値が155mg/dlを上回る場合)と食後高血糖持続(食後3時間の値が食前より高い値となる場合)の割合について比較した。

機器装着期間は平均12.8日だった。1日の最初の食事は1人平均11食であり、この食前のグルコース値から空腹時平均グルコース値を求めた。また、期間中の食事は1人平均31食であり、これを食後高血糖の評価に使用した。

結果を見ると、空腹時平均グルコース値が100mg/dl未満であっても、食後高血糖を来たす食事が半数の人に認められた。また、空腹時平均グルコース値に関係なく、すべての人に食後高血糖が持続する食事が認められた。これにより、空腹時血糖が正常であっても、今回のシステムを利用して食事による影響を評価すべきとしている。

参考リンク
一般社団法人日本ヘルスケア協会

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