筋トレに熱心な男性ほど抑うつや暴飲などの問題が多い

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2018.11.15

国際部

筋トレに励む男性はアルコールの過剰摂取などの健康問題を抱えることが多いという研究結果が11月8日、Norwegian University of Science and Technologyからプレスリリースされた。研究の詳細は「International Journal of Eating Disorders」に掲載されている。

この研究の対象は、米国の大規模コホート研究であるGrowing Up Today Study(GUTS)からの男性2460人(18~32歳)のデータとした。筋肉をつけることにどれほど熱心に取り組んでいるかはMuscularity Scale(1 = Neverから6 = Alwaysの範囲で回答)で評価した。

その結果、ゲイとバイセクシュアルの男性は、ヘテロセクシャルの男性と比べ、筋トレに熱心な傾向にあった。解析の結果、筋トレに熱心な男性ほど、抑うつ(オッズ比1.23)、暴飲(同1.21)、食事のコントロール(同1.17)、筋肉増強サプリの使用(同4.49)が多かった。研究者らは、筋肉をつけるための筋トレは男性の青年~成人初期に一般的なようであり、同時に後半に実質的な健康への影響が大きいとしている。

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