イギリスの消費者の23%が植物ベースのミルクを摂取

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2019.09.20

国際部

イギリスでアーモンド、ココナッツ、エンドウ豆など植物ベースのミルクを摂取する消費者が増えているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルが2019年2月に過去3ヶ月間の乳製品の購入動向の調査を実施した結果をこのほどリリースした。今年の調査では、イギリス人のほぼ4分の1(23%)が植物ベースのミルクを利用した経験があるようで、前年の調査結果(19%)から増加していることが分かった。

同社は、イギリスで2019年2月、16歳以上のインターネットユーザー2000人を対象に、国内の牛乳、クリーム、牛乳代替品の利用状況を調査した。

ビーガントレンドの影響を受けて、女性が植物ベースの革命を推進しているようで、イギリスの女性の約26%は、植物ベースのミルク代替品をより好むという結果がでた。また、16-24歳の世代で、標準的な牛乳の味離れの傾向が伺えた。 伝統的に家庭で主食として摂取されていた標準的な牛乳の使用量は、16-24歳の間でとくに減っており、2019年の調査では2018年の79%から73%と6ポイント減少した。

牛乳代替品の成長をみると、オート麦ベースのミルクの2018年の販売量は前年より71%増加と大幅な成長を見せた。ココナッツミルクの販売量は同年比16%増加でアーモンドベースのミルクの販売量は同年比10%増加した。

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