コティ、米食品マースの元副社長を事業再生担当オフィサーに任命

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2019.12.16

国際部

米化粧品大手のコティは、11日、米大手食品会社マースで副社長を務めていた パスカル・バルトゥッセン氏を経営再生のために進めている「ターンアラウンド」計画のグローバル最高調達責任者(Chief Procurement Officer)およびコティの執行委員会のメンバーに任命すると発表した。バルトゥッセン氏 は、2020年1月1日より、調達チームを率いてコスト削減を担当し、よりスマートな投資と利益の拡大を推進する予定。

バルトゥッセン氏は、過去9年間、マースで調達およびサステナビリティのグローバル副社長として経験を積んだ。グローバル市場のすべての直接および間接調達を担当し、毎年大幅なコスト削減を実現したことが評価されたようだ。

コティは、2015年にプロクター・アンド・ギャンブル (P&G)から化粧品・香水ブランド事業を買収したが、ブランドの統合が難航するなどで業績が悪化し経営再生のためのターンアラウンド計画を強化している。

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