メディカルダイエットプログラムJumpstartMDの効果に関する研究論文が1月21日、「Journal of Obesity」オンラインに掲載された。なお、本論文の筆頭著者はJumpstartMDを開発／販売するJumpstartMD社の共同創業者Sean Bourke氏。

JumpstartMDは市販の従量課金制の減量サポートプロムラムで低、または超低炭水化物食品と薬剤治療を主とするダイエットプログラムである。同社広告では、現在70000人以上がこのプログラムを使用し、平均39ポンド（約18キロ）の減量に成功したと述べられている。

今回の研究調査対象は、JumpstartMDプログラムに参加した女性18769人と男性3638人。医療機関で測定した最終的な体重減少（kg）を評価項目とした。プログラムを完了した14999人では、3ヵ月で10％以上の体重減少を達成が確認された。プログラムの一環であるヘルスコーチ・ミーティングへの頻繁な参加は減量の主要な決定要因であり毎週開催されたミーティングの75％以上に参加したひとで体重減少が大きかった。薬剤治療に用いられた抗肥満薬フェンテルミン、および食欲抑制剤フェンジメトラジンは、女性で短期的にわずかな効果が見られたのみだった。JumpstartMDは、市販されている他の減量プログラムに関して公開されているレポートよりも体重減少が大きく、置き換えダイエットと比較してやや高い、または同等の体重減少を達成した。