２段階の高周波補助脂肪吸引術（Radiofrequency-assisted liposuction：RFAL）の有効性と安全性を評価した論文が１月31日、「Aesthetic Surgery Journal」オンラインに掲載された。

著者らが従来の方法よりも安全で効果的であると推奨する新しい高周波補助脂肪吸引術は、適切な脂肪吸引が行われた後に高周波を適用する2段階の方法である。今回は、顔と首の若返り術として新しいRFAL術を受けた227人を対象に、合併症率、満足度、第3者の医師による術後3カ月、6カ月の評価データを収集した。

その結果、術後6ヵ月で、患者の中～高い満足度は78.8％だったのに対し、低～変化なしと答えた患者は21.2％だった。第3者の形成外科医によって行われた写真評価では、患者の89.1％で中～高い評価がなされた。医学的または外科的介入を必要とする大きな合併症は確認されなかった。新しいRFAL法は、低リスクで副作用リスクも抑えながら、大幅な輪郭補正を実現できると評価された。