しわ治療のためのヒアルロン酸注射における専門医コンセンサスがまとめられたことが4月5日、「Clinical, Cosmetic and Investigational Dermatology」オンラインに掲載された。

ヒアルロン酸（HA）注射用ゲルのVYC-12L治療における手技と標的領域について、美容医学臨床医の多国籍グループ（専門医128人）の治療経験に基づくコンセンサス（合意事項）がまとめられた。専門医128人が製品トレーニングに参加し、それぞれがVYC-12L注射治療を受けた約10人の患者について、注入角度、容量、間隔など、推奨される注入方法/手法に関する調査を完了しました。その後、専門家パネル（12人）が、VYC-12L注射の手技と適切な治療領域に関するコンセンサスを得るために調査結果と臨床経験について議論した。

その結果、32Gºインチの針を0.5～1.0cm間隔、45°未満で皮膚に挿入すること。また、注射1回ごとの容量は0.01～0.05mLでの真皮へのVYC-12Lマイクロデポ注射が推奨事項としてまとめられた。推奨される一次治療領域は、頬骨、口周囲、頸部、およびデコルテ部分だった。