米国皮膚科学会による爪のお手入れビデオ
2013.09.12
編集部
ファッション・アイテムであること以上に、爪は私たちの全身の健康状態を反映している。米国皮膚科学会は9日、Phoebe Rich博士による新しい爪のケアに関するビデオ「Tips for healthy nails 」を同学会のウェブサイトで公開した。
Phoebe Rich博士はオレゴン健康科学大学皮膚科の教授。「切れ味の良い爪切りを使ってカットし、常にあなたの爪を清潔にそして乾燥した状態にしてください。爪が損傷するだけではなく、感染症の危険を高めますので、爪を噛む癖はやめて、キューティクルは除去しないでください」と話している。
そのほか、ビデオには以下の内容が語られている:
1・爪やすりを使うことにより、爪の形を整える。
2・缶を開く時などに爪を使用しない。
3・定期的に爪の形を整えることで、外傷やけがの危険性を最小限に抑えることができる。
4・爪が厚くてカットが難しいときには、暖かい塩水に5-10分間足を浸す。塩水は、1パイント(568ml)につき塩小さじ1杯を混ぜたもの。
5・特に感染症または痛みを感じた場合は、巻き爪を無理に切ることは避ける。巻き爪(陥入爪)は皮膚科医の治療を受けることができる。
6・適切にフィットする靴を履き、毎日同じ靴を墓にようにする。
7・プールや公共のシャワーではサンダルを着用して、真菌感染症(水虫)のリスクを低減する。
今年75周年を祝う米国皮膚科学会は1938年の創立。1万7千人の会員を擁する世界で最も有力で、影響力にある学会のひとつである。肌、髪、爪に関する医療外科および美容治療に関する臨床、教育、研究で高い基準を提唱し、健康な肌、髪、爪のために患者のケアを強化。FacebookやTwitterでの情報発信にも積極的に取り組んでいる。