アジア・パシフィック地域で6割が栄養知識不足

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2020.06.26

国際部

栄養補助食品の販売を展開する米ハーバライフ・ニュートリションは、11日、同社が実施した調査「Asia Pacific Nutrition Myths Survey 2020(アジア・パシフィック地域の栄養に関する俗説調査2020)」を集計した結果、消費者の6割が栄養に関する事実について誤った情報を得ていると発表した。消費者の 10人のうち6人以上が間違った回答をするか、または「正しく回答したか確信がない」と答えたという。

同調査は、2020年3月にオーストラリア、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナムの5500人の消費者が参加した。

栄養に関する一般知識の設問では、栄養に関する9項目 (一般的栄養、たんぱく質、炭水化物、脂質肪、ビタミン、ミネラル、カフェイン、体重管理、朝食)について48個の正誤問題を出題した。48問中半数以上の正解を得た回答者は23%だった。 正しい栄養知識とのギャップが大きかったトップ3はミネラル(正解率28%)、カフェイン(正解率33%)、たんぱく質(正解率34%)だった。

「炭水化物は体重を増やす」と思っている消費者が多いが、炭水化物だけが体重増加をもたらすのではなく、過剰なカロリー摂取が体重増加の原因となる。反対に野菜、果物、豆類、全粒粉のようなヘルシーな炭水化物源は、カリウム、鉄分、ビタミンBなど重要な栄養素の補給源となる。 Herbalife Nutrition Philosophy (ハーバライフ栄養哲学)は、炭水化物を日々のカロリー摂取の40%にするよう推奨している。「カフェインは脱水をもたらす」という俗説について、カフェインには利尿作用があるが、1日2-3杯の適度なコーヒー摂取は脱水の原因になりにくいという。Institute for Scientific Information on Coffee(コーヒー科学情報研究所)の研究によると、コーヒーは水と同じように水分補給になると言われている。

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