朝日印刷、化粧品市場向け印刷包材の売上持ち直す 決算短信発表

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2021.08.16

編集部

化粧品パッケージなどを手がける朝日印刷株式会社(富山市一番町/代表取締役社長:朝日重紀)は8月10日、「2022年3月期第1四半期決算短信」で、2021年4月1日~6月30日までの連結業績を発表した。

主要成績は、売上高が94億2,400万円(前年同期比12.7%減)、営業利益は5億3,500万円(同26.6%減)、経常利益は6億1,400万円(同24.8%減)、四半期純利益は4億200万円(同24.4%減)であった。

部門別の成績では、「印刷包材事業」の化粧品市場向け製品が前年同期を上回った。これは、外出自粛や在宅勤務などもあり前期は苦戦したが、「化粧品メーカーの越境ECの対応拡充や国内生産の回帰もあり、前年同期を上回った」ことが要因としてあげられている。

ただ、同事業でも、医療用向け製品及びOTC向け製品については、新型コロナウイルス感染症対策としての外出自粛、マスク装着、手洗い等の行動変容等もあり前年同期を下回った。

また、「包装システム販売事業」「人材派遣事業」の売上が伸び悩んだことが、各成績前期比減の原因となった。

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