美容男子の情報収集源は「SNS」がトップ、若い世代ほどSNS志向が顕著に

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2021.11.2

編集部

トレンダーズ株式会社(東京都渋谷区/代表取締役社長:黒川涼子)が運営する、「メンズビューティー」のプロダクション「Soft Drink(ソフトドリンク)」は10月27日、15~49歳の美容男子500名を対象に行った「美容情報収集」に関する意識・実態調査の結果を発表した。

調査は最初に、美容男子たちがどのような方法で情報を収集しているかを聞いた。その結果、最も多かったのは「SNS」(57.2%)となった。

この「SNS」と回答した人の割合を年代別に見ると、10代と20代は他のどの方法よりもSNSが多く1位(10代:66.2%、20代:72.7%)だった一方で、30代では「WEBメディア」(53.1%)に次いで2位(50.3%)、40代では「WEBメディア」(52.4%)、「テレビ」(49.7%)に次いで3位(44.1%)となった(図1)。

図1

次に、SNSで情報収集することがある人を対象に「SNSで見た情報がきっかけで美容商品を購入した経験があるか」を尋ねると、約8割(75.5%)の人が「ある」と回答した。

そこで、「参考にするクチコミ・レビューの特徴」を聞いてみると、「自分の言葉で書かれた本音の投稿」(64.3%)がトップになった。

2位以降は「写真や動画で使い方が分かること」(51.7%)、「写真や動画で色味や質感が分かること」(46.9%)となっており、ビジュアルで商品のことが伝わることが重要視されている傾向がうかがえた。

また、「『#PR』がなく、謝礼をもらっていない投稿である」を選んだ人は3人に1人以下(30.4%)となっており、「#PR」が付いているかどうか(=企業のPRであるかどうか)を気にする人は少数派であることが分かった(図2)。

図2

続いて、「SNSで情報収集をする」と回答した方(286名)を対象に、具体的にどのSNSで美容情報を収集しているかを聞いた。

その結果「美容商品の使い方が知りたいとき」に見るSNSとしては、1位がYouTube(77.3%)、2位がInstagram(40.2%)と、35ポイント以上の差をつけてYouTubeがトップとなった。

その一方で、「流行りの商品やトレンド情報が知りたいとき」については、1位がYouTube(68.2%)で2位はInstagram(67.8%)となり、ほとんど差異はなかった。

それ以外のSNSではTwitterを挙げる人が多く、「美容商品の使い方が知りたいとき」「流行りの商品やトレンド情報が知りたいとき」いずれの目的でも3位につた。

しかし、10代に限って見ると、TwitterよりもTikTokを見るという声が多く挙がっており、10代特有の情報収集方法になっていると考えられる(図3)。

図3

さらに、美容商品を購入する場所について聞いた。その結果、いずれかのECサイト(Amazon、楽天市場、アットコスメ、Qoo10、企業の公式ページ、その他)を選んだ人は78.2%、いずれかの店頭(ドラッグストア、バラエティショップ、コンビニやスーパー、百貨店、その他)を選んだ人は65.0%となり、ECサイトで美容商品を購入する人の方が多いことが分かった(図4)。

図4

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