資生堂、サステナビリティ指標の「DJSI World」「DJSI Asia Pacific」の構成銘柄に選定

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2021.11.18

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区/代表取締役社長兼CEO:魚谷雅彦)は11月16日、世界の代表的なサステナビリティ指標である「Dow Jones Sustainability World Index(DJSI World)」および、アジア・太平洋地域を対象とした「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に選定されたと発表した。

この「Dow Jones Sustainability Indices」は、S&P Dow Jones Indices社とRobecoSAM社が共同開発したもので、企業の「経済・環境・社会」の3つの側面から企業活動を分析・評価し、持続可能性に優れた企業を選定するものだ。

資生堂は、ガバナンスおよび経済面では、「イノベーションマネジメント」、「マテリアリティ」、環境面では、「環境報告」、「プロダクトスチュワードシップ」、社会面では、「社会性報告」、「人材開発」が高い評価を得たことで今回の選定につながった。

また同社は、同じく代表的なサステナビリティ指標である「FTSE4Good Index Series※1 」および「MSCI ESG Leaders Indexes※2 」の構成銘柄にも選定された。

※1:英国のFTSE Russell社が作成しているSRIインデックスで、代表的なESGレーティングの一つとして投資家に活用されており、環境・社会・ガバナンスのグローバル・スタンダードを満たす企業への投資を促進するようデザインされたインデックスシリーズ。

※2:米国のMSCI社が開発したインデックスで、特にESG(環境・社会・ガバナンス)に優れた企業を選定したもの。

また、資生堂の構成銘柄は、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資の運用にあたって選定した4つのESGインデックス全て(「FTSE Blossom Japan Index※3 」、「MSCI ジャパン ESG セレクト・リーダーズ指数※4 」、「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)※5 」および「S&P/JPX カーボン・エフィシェント指数※6 」)にも採用されている。

※3:英国のFTSE Russell社が開発したインデックスで、ESGへの対応力が優れた日本企業を選定するもの。2017年新設当初から継続選定されている。

※4:米国のMSCI社が開発したインデックスで、ESG評価が高い日本企業を選定するものです。2017年新設当初から継続選定されている。

※5:米国のMSCI社が開発したインデックスで、女性活躍を推進する性別多様性スコアが高い日本企業を選定するものです。2017年新設当初から継続選定されている。

※6:米国のS&P Dow Jones Indices 社と日本取引所グループが共同開発したもので、国内株を対象としています。炭素効率性や環境側面での情報開示に優れた企業の投資構成比率を高くするよう設計されている。2018年の採用以来、継続選定されている。

そして今回の選定を受け、資生堂は「当社のミッションである『BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)』のもと、様々な社会課題に本業であるビューティービジネスを通して取り組むことにより企業価値をさらに向上させるとともに、『人々が幸福を実感できる』サステナブルな社会の実現を目指していきます」と述べている。

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