フェンテルミン-トピラマートの減量効果高い

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2022.01.19

国際部

過体重と肥満に対する薬物療法の利害を無作為化試験の系統的レビューとネットワークメタアナリシスで検討した結果が「THE LANCET VOLUME 399」に掲載された。

2021年3月23日までの論文データベースPubMed、Embase、およびCochrane Library(CENTRAL)を検索して1万4605件の文献を特定、そのうち143件の無作為化試験(参加者計49810人)を解析対象とした。

その結果、レボカルニチン以外の薬剤では、ライフスタイルの変更のみと比較して減量に成功していた。ライフスタイルの変更との比較で、高~中程度の確実性のエビデンスにより、フェンテルミン-トピラマートが減量に最も効果的だった。次に、GLP-1受容体アゴニストの減量効果が高かった。ナルトレキソン-ブプロピオン、フェンテルミン-トピラマート、GLP-1受容体アゴニスト、およびオルリスタットは、薬物の中止となる有害事象の増加と関連していた。

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