米レブロン、米連邦破産法11条の適用を申請

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2022.06.20

国際部

米化粧品レブロンは、16日、ニューヨーク州の連邦破産裁判所に米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の適用を申請したと発表した。グローバルなサプライチェーンの問題と高まるインフレがコロナ後の経営を苦しめた。

チャプターイレブンは日本の民事再生法にあたる法で、裁判所の承認を受けて、既存の運転資金に加えて、5億7500万ドルの保有債務者(DIP)融資を受けて運営を継続する。カナダと英国を除いて、レブロンの海外子会社は今回の手続きには含まれない。

レブロンはカラフルなマネキュアや口紅のメーカーとして業界を長年リードしてきたが、近年のナチュラルメイクのトレンドおよびコロナ渦、マスク着用が習慣化したことが経営を悪化させた。さらに、米メディアは、米署名人が立ち上げたカイリーコスメティクスやフェンティ・ビューティー、新興化粧品ブランドGlossier(グロッシアー)などとの競争に勝てなかったとも報じている。

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