オメガ3のドライアイへの効果、2次分析でも示されず

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2022.12.1

国際部

ドライアイのサブタイプとオメガ3の効果との関連を検討した2次解析の結果が11月1日、「Translational vision science & technology」オンラインに掲載された。

ドライアイ症候群におけるオメガ3サプリの効果を評価したDry Eye Assessment and Management Study(DREAM研究) では、プラセボとの比較でオメガ3の効果的であることは示されなかった。今回の研究では、DREAM研究のデータの2次解析を行い、ドライアイ症候群のサブタイプとオメガ3の効果との関連を検証した。DREAM研究では中等から重度のドライアイ症候群患者535人をオメガ3摂取またはプラセボ摂取のグループに無作為化し、1年間の追跡を実施した。潜在プロファイル分析のベースラインの眼表面疾患指数、涙液分解時間(TBUT)、麻酔シルマー試験、角膜および結膜染色、マイボーム腺機能障害(MGD)に基づくサブタイプを特定。一般化線形回帰を使用して、各サブタイプのオメガ3の効果を評価した。

その結果、5つの臨床的に意味のあるサブタイプが特定された。サブタイプは性別と人種に特徴があった。オメガ3は、どのサブタイプでもプラセボより有意な効果は見られなかった。

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