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妊娠前-妊娠期間の親のライフスタイルが小児肥満と関連

妊娠前および妊娠期間中の親のライフスタイル パターンが小児肥満に与える影響を調査した結果が5月18日、「Frontiers in Nutrition」オンラインに掲載された。

今回の研究では、合計1900家族、1万8000家族、1100家族、9500家族を含む4つのヨーロッパ母子コホートからのデータを分析。 喫煙、体格指数(BMI)、妊娠期の体重増加、食事、身体活動、座位行動などのさまざまなライフスタイル要因をアンケート調査で評価した。

その結果、親の喫煙率が高く、母親の食事の質が低く、場合によっては母親の座りっぱなしの行動が多いパターン1と、親のBMIが高く、妊娠中の体重増加が少ないパターン2のふたつが確認できた。パター1は、小児の過体重および肥満リスクが高いことと関連していることが判明した。これらの関連性は、1つのコホート(Lifeways)以外の全コホートで一貫していた。これらの結果は、幼少期の小児肥満を予防するための家族ベースの多行動戦略の開発に役立つ可能性があることが示唆された。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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