果物や野菜の缶詰は費用対効果が高い

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2014.03.7

国際部

缶詰や冷凍の野菜も、新鮮な野菜と同様有効活用できるという研究結果が2月27日、「American Journal of Lifestyle Medicine」オンライン版に掲載された。

これまでの研究は、生鮮、冷凍、缶詰の果物や野菜の栄養価を比較するものが大半だった。米国ミシガン州立大学によるこの研究では、栄養価に加えて費用対効果も調査した。

野菜については、生鮮、冷凍、缶詰の3種で栄養価はほぼ同じだった。可食分あたり(per edible cup)の費用は、生鮮、冷凍に比べて缶詰で低かった。果物については、生鮮、冷凍、缶詰の3種で栄養価にはばらつきがあった。可食分あたり(per edible cup)の費用は、生鮮、冷凍に比べて缶詰で低いまたは、同等だった。

これらの結果から、冷凍や缶詰の野菜や果物は、費用対効果が高く、生鮮品と比べても同等の栄養価を持っていると結論された。

費用対効果の高い方法としては、昨年来ブームにもなった「干し野菜」も、野菜や果物の旬の安い時期に、自宅でもできる良い方法。乾燥・冷凍・缶詰は、年間の安定した栄養確保のほか、備蓄用や増税対策にも有効活用できそうだ。

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