世界一背の高い男性死亡
2014.08.30
国際部
ギネス記録では、8月20日、111歳の日本人男性・百井盛さんが「世界最高年齢」の認定を受けたことが記憶に新しい。
「世界一背の高い男」でウクライナ在住のLeonid Stadnyk氏が、8月24日に亡くなった。死因は脳出血で44歳だった。成長ホルモンの分泌が止まらない巨人症という疾患のため背が伸び続け、身長は推定260センチ。死因の脳出血もこの巨人症の合併症症状とされている。一時はギネス記録に認定されたが、静かな生活を望み認定を返上していた。獣医師の資格を持つが、ここ数年は歩行に困難をきたすほどの病状の悪化で引退を余儀なくされ、故郷のポドリャンツィ村で庭の手入れや家畜の世話などをしていたという。
一方、「世界一背の低い男」は、ネパールのChandra Bahadur Dangi氏で、身長54.6センチ。こちらは2012年にギネス記録に認定された(認定当時72歳)。
1980年代のいわゆるバブル期に、結婚相手に求める条件として「高学歴」「高収入」「高身長」の「三高」が挙げられた。この「三高」は流行語にもなったほど。ちなみに「世界一背の高い男」も「世界一背の低い男」もともに未婚だ。