2011年ミネラルウォーターと宅配水の需要が増したと矢野経済研究所が発表
2012.07.3
編集部
(株)矢野経済研究所は、国内のミネラルウォーター市場及び宅配水市場の調査を実施し、2011年度の調査結果を発表した。
調査期間:2012年3月~5月
調査対象:飲料メーカー、宅配水製造企業等
調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話によるヒアリング、ならびにアンケート調査併用
ミネラルウォーターとは主に地下水を源泉とし、ペットボトルや瓶などの容器で市販用と業務用に販売されている商品を指す。宅配水とは、サーバーとセットで供給されるミネラルウォーターで宅配される商品を指している。(サーバーを使用しないタイプとペットボトルの宅配は調査に含まれない)
2011年のミネラルウォーター市場規模は、前年度比114.5%の2,450億円の見込みという結果が報告された(メーカー出荷金額ベース)。備蓄水や生活水としての需要が高まった結果と見られている。
2011年度の宅配水市場規模は、前年度比131.7%の830億円と拡大の見込みという結果が報告された(エンドユーザー販売金額ベース)。これまで法人利用が中心だったが、マスメディアへの宣伝効果、東日本大震災後の需要が増し、こちらも前年度を上回った。
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