肥満女性はがんの危険性が40%高い

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2015.03.20

国際部

英国の世界的ながん研究・啓もう組織Cancer Research UKは3月17日、健康体重の女性に比べて、肥満の女性のほうががんになる危険が高いという研究結果を発表した。Cancer Research UKは2014年に地域ごとのがんデータを分析・公表するWebサイトを公開し、地域医師の診療にも有用と評価を受けている。

肥満はがんの中でも、腸、閉経後乳癌、胆嚢、子宮、腎臓、膵臓、食道のがんのリスクを増加させることが知られている。新しい統計では、肥満女性が一生のうちにがんにかかるリスクは4人に1人、リスクは女性より40%増加した。トロゲンによる脂肪細胞の産生に関連している可能性があり、このホルモンはがんの発生に影響すると考えられている。

英国では、肥満のためにがんを発症した女性は毎年1万8000人と推定されている。禁煙、健康体重の維持、健康的な食事、節酒など、ライフスタイルを変えることで、私たちは自分のがんリスクをコントロールすることができる、とCancer Research UK健康情報部Julie Sharp博士は述べている。

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