定期的なヨガで睡眠と仕事のストレスの両方が改善

最新商品

2015.10.27

国際部

定期的なヨガの実践が睡眠を改善するという研究成果が10月19日、「Journal of Clinical Nursing」オンライン版に掲載された。

これまでのヨガと睡眠改善の研究は高齢者を対象にしたものが多かった。今回は中国の病院で働く看護師を対象に、睡眠の質に対するヨガの影響を調査した。看護師120人を、ヨガ実践グループと非実践グループの2つにわけて比較を行った。ヨガは1日2回以上、1回50-60分を勤務終了後に行った。結果は半年後の自己申告での睡眠の質と仕事のストレス度で計測した。その結果、ヨガを実践したグループで質の良い睡眠と大幅に少ないストレスが認められた。線形回帰モデルでの解析では、看護経験、年齢、ヨガが大幅に睡眠の質に関連していることを示した。

研究者らは、定期的なヨガの実践が看護師のストレスを軽減し、睡眠の質を改善するとしている。またこの結果は、病院経営者に、看護師の睡眠の質と仕事のストレスに注意を払うことを勧める証拠となるともしている。

#

↑