「ウシラクトフェリンのメラニン生成抑制」最新学術成果を発表
2015.10.30
編集部
サラヤ株式会社(大阪府大阪市)は11月2日から11月6日にかけて、名古屋ウェスティン ナゴヤキャッスル(名古屋市)で開催される第12回 国際ラクトフェリン会議で、11月5日11:45~12:10(予定)にSARAYAラクトフェリン研究所「ウシラクトフェリンのメラニン生成抑制効果:活性部位と分子構造」(石井七瀬氏、竜瑞之氏、鈴木靖志氏)の最新学術成果を学会発表する。
同学術成果は2007年から継続してきた「創傷治癒効果」、「線維芽細胞の活性効果」、「しわ改善効果」などの研究成果に続くもので、ウシラクトフェリンのメラニン生成抑制効果の最新研究報告になる。
ラクトフェリンの活性単位と分子レベルの作用機構について調査し、鉄結合の有無に拠らずメラニン生成は抑制され、断片化したラクトフェリンのペプチドにもメラニン生成を抑える活性が見られたことを報告する。
今回の研究報告から活性の高いラクトフェリン由来ペプチドが存在することが予測され、美白の有効性成分になる可能性が示唆された。
- 参考リンク
- 第12回 国際ラクトフェリン会議