花粉の時期は、敏感肌症状がより顕著に

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2016.02.8

編集部

株式会社資生堂(東京都中央区)は、「敏感肌と花粉に関する意識調査」を実施した。その結果、女性の82.7%以上が敏感肌の自覚があり、花粉時期である春先に、肌のかゆみや目のまわりの肌あれなど、この時期特有の敏感肌症状を感じていることがわかった。

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20~50代の女性2,351名に、「ご自身の肌についてどの程度敏感だと感じますか」と質問したところ、「敏感ではない」と回答した人は17.3%に留まり、「常に敏感である」19.8%、「ときどき敏感である」62.9%と、全体の8割(82.7%)以上の女性が敏感肌意識を持っていることがわかった。【図(1)】

敏感肌意識を世代別で見ると20代86.5%、30代86.0%で、40代80.2%、50代77.9%と比べて、20~30代ほど「自分の肌は敏感である」と認識しており、敏感肌意識が高い傾向にあった。【図(2)】

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肌トラブルの症状として回答が最も多くあがったのは「春のかゆみ」39.2%で、次いで「冬の粉ふき」33.8%となっており、冬の激しい乾燥を経た肌が、花粉の飛散する春先にかけて特にかゆみを伴う敏感な状態に陥りやすいということが示唆された。また、春の肌あれ症状として多くあげられたのは「かゆみ」に次いで「ヒリつき」15.5%、「赤くなる」11.3%で、 いわゆる”皮膚炎”の状態にあるということがわかった。【図(3)】

「季節ごとの肌あれはどの部位に現れるか」との設問では、一年を通して「ほお」に回答が集まった。春先の肌あれで特徴的だったのは2位の「目まわり(41.1%)」と3位「鼻(31.2%)」で、花粉が多い時期にこすってしまいがちなこれらの部位は、他の時期よりも特に敏感な状態となっている。【図(4)】

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また、花粉症であると回答した人に「花粉の症状でつらいこと」を聞いたところ、「目がかゆい」、「鼻水がどんどん出てくる」という目や鼻の悩みが上位にあがり、さらに、約3人に1人が「肌あれ」をつらいと感じていることがわかった。

参考リンク
資生堂 敏感肌研究サイト
株式会社資生堂

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