アメリカ人の10人中3人はタトウーを入れている!
2016.02.15
国際部
アメリカでは毎年、刺青(タトウー)を入れる人数が増加しているようで、2015年の調査では10人中3人はタトウーを入れており、一つではなく複数のタトウーを入れている人が過半数を超えているらしい。米世論調査会社のハリスポールは、このような調査結果を2月10日、発表した。
同社は2015年10月14日〜19日にわたり2,225人のアメリカ人(18歳以上)を対象にオンラインでタトウーに関する実態調査を実施した。回答者の29%はタトウーを入れていた。4年前の調査では10人中2人が入れていたのでタトウー人気は上昇していることが分かった。また、タトウーを入れている人の約7割が複数のタトウーを入れたと回答した。
タトウーを入れたことへの後悔の念に対する調査では、大半のアメリカ人は後悔していないと回答した。ただ、“後悔する”人は人気と同じように増加しているという興味深い一面も浮き彫りになった。2015年の調査ではほぼ4分の1(23%)のタトウー施術者は後悔していると回答しており、4年前の14%から後悔する人の数も増加した。後悔する理由として、「若気の至り」が一番で、「現在のライフスタイルに合わない」、「名前を入れた人と分かれた」、「施術が良くなかった」の理由が続いた。
アメリカではタトウーのもつ社会的なイメージは肯定的なようで、職業によってはタトウーをしている人の方が“コンフォタブル(快適)”に見えるという実態も今回の調査で明らかになった。アスリート、IT技術者、シェフなどがその分類に入り、小学校の教師や大統領候補に至ってもタトウーを入れていても受け入れるようだ。
- 参考リンク
- The HarrisPall.com(英語)