食塩摂取量、医師の半数が「気にしているが、守れていない」と回答

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2016.06.14

編集部

医師10万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区)は、 会員医師を対象に、 厚労省が定める「食塩摂取量の目標値を守れているか?」についてのアンケートを実施した。

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その結果、回答した4,021人の医師のうち約半数の医師が「気にしているが、 目標値は守れていない」と回答。塩分控えめや薄味を意識しているものの、 「7~8gの目標値を日本食で守るのは厳しい」「外食が多いため守れていない」「実際の摂取量は測っていない」といった声が多かった。

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次いで多かったのは 「気にしていない」という回答で37.3% を占めた。 「高血圧ではないため気にしていない」「運動して汗をかいているため塩分は適度に取っている」という声が見られた。

「気にしており、 目標値を守っている」と回答した医師は13.0%だった。 「調味料での醤油や味噌を控えめにし、 薄味を意識している」「薄味に慣れると、 塩辛い味は苦手になる」という声があった。

厚生労働省は昨年4月に食事摂取基準を改訂し、 高血圧予防のため1日当たりの食塩摂取量の目標値を男性8.0g/日未満、 女性7.0g/日未満に引き下げた。医師にはこの目標値を守れているかを質問。

一番多かった回答の「気にしているが、 目標値は守れていない」から抜粋すると以下のような声が聞かれた。医師と言えども日常生活で塩分量を厳密に管理して食事をするのはなかなか難しいのが現実のようだ。

・気をつけてはいますが、 多分、 まだ多いのではと思います。 患者さんには、 例えばインスタント麺は全部食すと塩分5~6gにもなると言うと、 大概驚かれます。 (40代、 放射線科、 女性)
・日々実際に食塩量を計算してまで食事をしたことがない。 一度だけ尿で測定したら10g程度であった。 (40代、 一般内科、 男性)
・日本人の食塩摂取量は世界で上位3位に入ることをグラフで示し、 できる限り減らすようにとお話していますが、 日本の食卓には食塩があふれており、 自身も守れていないと思っています。 (40代、 産業医、 男性)
・実際、 常日頃の食事で、 厳密な食塩量のチェックは正直難しいと思う。 入院患者さんの場合、 「入院中の食事を良く覚えて下さい」などと指導することはあります。 (40代、 消化器内科、 男性)
・意識してはいるが、 実際にはこの数値は相当気にしないと日本食では難しい。 (40代、 麻酔科、 女性)
・当直では、 病院が食事を用意してくれないので、 出前を取る。 これだけでも月に10回はあるから、 外食が多くて食塩過多になっていると思う(30代、 産婦人科、 男性)
・医者の不養生とでも言いますか、 結局寝る時間を確保するために出来合いの物を胃に詰め込んでしまいます。 (30代、 精神科、 男性)

■調査概要
調査期間:2016/5/30 ~ 2016/6/5
有効回答:4,021人(回答者はすべて、 医師専用コミュニティサイトMedPeerに会員登録をする医師)
調査方法:MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、 医師会員からの投稿テーマをもとに、 「食塩摂取量について気にしているか」の質問を投げかけた。

参考リンク
メドピア

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