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仏ロレアルの2016年売上高は258億ユーロで増収増益

仏ロレアルは、2016年度の売上高は前年比4.7 %増の258億3710万ユーロ、営業利益は3.5%増の45億3990万ユーロで増収増益だったと2月9日、発表した。すべての事業部門での売上高の増加を記録。特にロレアル・リュクス(L’OréalLuxe)は、ビジネスを大幅に強化し、アクティブコスメティック部門も順調に推移した。

地理的分析について、北アメリカでは販売加速に成功し、ヨーロッパ地域ではフランスの厳しい状況にもかかわらずリーダーシップをさらに強め、新市場の成長も堅調に推移している、としている。 eコマースの売上高は33%増加した。コミュニケーションとサービスの両方でブランドのデジタル・ダイナミズムは、今後、ますます消費者との交流を発展させると推測している。

決算が報告される直前に、イギリス経済紙などは「ロレアルがザ・ボディショップの売却を検討している」などと報じた。ロレアルは、何も決定はしていないが、会社のブランドポートフォリオの最適化の一環として、ザ・ボディショップのオーナーシップに関するすべての戦略的オプションを探求する、とプレスリリースの中で公表した。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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