眼球タトゥーが原因の目の異常に関する症例報告

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2017.04.14

国際部

眼球タトゥー施術後に異常を訴えた女性患者の症例報告が、「Cornea」5月号に掲載された。ブラジル、サンパウロにあるDepartment of Ophthalmology、Santa Casa de Misericórdia de São PauloのNatasha Ferreira Santos da Cruz氏らによる報告。

患者は25歳女性。前日に眼球タトゥーの施術を受けた左眼球に重度の眼の痛みおよび視力低下を訴えた。スリットランプ検査では、刺青色素による結膜、角膜内皮、前眼房角、虹彩、および前嚢の黒沈着が明らかになった。さらに、色素によって誘発される重度の前部ブドウ膜炎およびその後は二次的な緑内障と診断された。患者は、眼の炎症および眼内圧を制御するために臨床的および外科的処置を受けた。傷害の3カ月後、眼球刺青の合併症をコントロールするために、患者は依然としてフォローアップ治療を受けていた。研究者らは、眼球タトゥーの人気が高まっているため、この施術の潜在的で重篤な合併症もより一般的になる可能性があると警鐘を鳴らしている。

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