花王が紙おむつ増産体制強化、酒田市にサニタリー工場新設

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2013.06.25

編集部

花王は6月23日、山形県酒田市の酒田工場内にサニタリー工場を新設することを発表した。国内外での紙おむつの急速な需要増に対応したもので、安定的な供給体制の構築を図る。工場の新設には約50億円の投資を予定しており、今年9月に着工、来春4月の稼働を目指す。

同社は国内2拠点(栃木、愛媛)に加え、海外(中国、インドネシア)でも増産体制を強化している。今回新設する新工場は山形県酒田市という立地を活かし、対ロシアへの製品供給を担っていく予定。同工場では、紙おむつ「メリーズ」のほか、軟失禁ケア用品など高齢者向け商品、入浴剤「バブ」、蒸気温熱シート「めぐリズム」などを生産する。

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