「おもてなし経営企業」にあきゅらいず美養品、生活の木を選出

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2013.07.8

編集部

経済産業省は「平成24年度おもてなし経営企業」を発表し、美容関係では有限会社あきゅらいず美養品(東京都三鷹市)、株式会社生活の木(東京都渋谷区)が選出された。「おもてなし経営を実践し、サービスの高付加価値化や差別化を実現する企業」を全国から50社を選出・公表するもので、 ビジネスモデルや経営改革のヒントとなる取り組みを紹介する制度だ。

あきゅらいず美養品は、10 種類の東洋ハーブから成る草根木皮たまりを配合したスキンケア商品の通信販売会社。顧客と対面する場面は少ないが、顧客満足度を第一と考え丁寧に対応する企業姿勢が評価された。個人の事情に合わせてフルタイム、短時間勤務、変形労働、事業ごとの変形契約労働などフレキシブルに雇用形態を変更できる勤務体制や、地域住民・地域社会との積極的な関わりも支持された。

生活の木は、ハーブとアロマテラピー専門店を全国に117店舗展開。社内の雑談や飲み会の場などでのちょっとしたコミュニケーションから生まれるアイディアを活かしたり、公募したアイディアを基にメンバーを集めて実現化していく「Project For Challenger」というプロジェクトなど、風通しのよい企業風土が評価された。また、チュニジア、ガーナなど世界各国の地域コミュニティが小規模につくるアロマ原料を輸入し、日本でその魅力をアピールする活動「コミュニティトレード」なども選出理由として挙げられている。

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