近鉄百貨店の新中経、化粧品の商品力強化を盛り込む

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2018.04.16

編集部

株式会社近鉄百貨店(大阪府大阪市)は16日、2020年度を最終年度とする新たな3カ年計画「中期経営計画(2018年度-2020年度)」を策定したと発表した。ランドマークとなるあべのハルカス近鉄本店において、化粧品の商品力強化を図っていく方針を盛り込んだ。

新しい中経では、2020年度中に、あべのハルカス近鉄本店・Hoop・andの3館体制の全面リニューアルを完成させ、ヤングからファミリー、シニアまでが一日楽しく過ごせる賑わいのある街づくりを推進する方針を掲げた。

このうち、あべのハルカス近鉄本店は、ハルカスブランドをさらに進化させるため、上質な生活をおくる都市生活者にとって「モノ」から「コト」まで、暮らしのあらゆる場面で役立つランドマークとしての機能を強化すると明記。

具体的には、幅広いお客から高い評価を受けている食品、化粧品および婦人洋品の各売場において商品力の強化を図る。特に化粧品においては、拡大するインバウンド市場へのさらなる対応強化という狙いがある。

あべのハルカス近鉄本店の2017年度売上高は1252億円だが、2020年度には1300億円を目指す。この実現に向けて新中経期間に、あべのハルカス近鉄本店・Hoop・andの3館体制の全面リニューアル(売場改装)に38億円を投じる計画だ。

参考リンク
株式会社近鉄百貨店

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