【連載】この中小化粧品会社に注目⑱アリエ・ミロットグループ(上)~コロナ対応商品のOEM提案強化~

2020.10.19

特集

編集部

アリエ、ミロットグループ(神奈川県横浜市)は、化粧品のOEMメーカー。株式会社アリエ(神奈川県横浜市)と株式会社ミロット(神奈川県横浜市)2社(本社・横浜市)を両輪にしてグループを形成し、高度な技術開発力を発揮してユーザーニーズに対応する商品を開発して提案している。

同グループの企業変遷は、1935年に東京都中央区に化粧品輸入卸業「石橋商店」を創業したのが始まり。その後、1956年8月に社名をミロットに変更。さらに、1981年1月にアリエを設立するとともにフイリッピンとタイに現地法人を設立してグループ経営にのりだした。
アリエは、国内外の受託製造メ―カーとしてスキンケアやヘアケア商品を中心に幅広いアイテムの受託製造に対応。また多品種少量生産から大量生産まで一貫製造できるフレキシブルな体制を構築している。また、ミロットは、クレンジング、洗顔、スキンケア、ベースメイク、メイクアップ、ヘアケア、ボディケア、サンケア、オーラルケア、フレグランス等の化粧品、医薬部外品等に対応。

同グループは、ここへきてコロナ対応商品として肌を守るアンチポリューション効果を付与したファンデーションやリップクリーム、ミストを新たに開発した。
同品は細菌・ウイルス等のタンパク質を吸着分解する機能面などを強化したもの。コロナ禍によるマスクの着用で唇、あごなどが隠れる「5割メーク」の広がりで、リップ・チーク等の売上減少をカバ―するのが狙い。
マスク対応アイテムでは、色落ちしにくいリップも開発した。一般的な色付きリップクリーム(ティントリップ)よりさらに色落ちしにくいのが特徴で、年内にも積極的にユーザーに対してOEM提案する方針。

環境にやさしいオリジナル容器の開発・提案も行っている。開発したエコメイクアップ容器「エコプレス」は、そのまま燃えるゴミとして捨てることができる。プレスしているため、実際の製品と同じ使用感を実現することが可能。通常、化粧品のサンプルは、プレスされていないため、実際の使用感と異なっていた。
ファンデーション等に用いられる金皿の代替製品として100%紙由来の「ペーパーコンテナ」の提案を強化している。一般的に使用されている金皿と同等の性能を有し、特許も取得している。
同商品については、環境配慮製品として対応しているが、コロナ禍によって店頭でテスターが使用できない中「使い切りのテスターや配布用サンプルとしての活用も推奨している」と説く。

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