【連載】大手化粧品会社の研究⑳ハウス オブ ローゼの会社研究 ~直営店やリラクゼーションサロン開設、コンサル販売が奏功~(上)

2018.05.9

特集

編集部

株式会社ハウス オブ ローゼ(東京都港区)は、1982年に法人を設立以来、自然志向のスキンケア化粧品やメイクアップ化粧品、ヘア・ボディケア、バスプロダクツ、雑貨品等の企画開発及び販売並びにリラクゼーションサロン及び女性専用フィットネス「カーブス」フランチャイジー事業の運営等を行っている。
いずれも全国の駅ビルやファッションビル等に専門店(直営店)やリラクゼーションサロンを開設するとともに、百貨店にバス用品販売コーナー等を出店している。また、パートナーシップを組む個人オーナー運営のショップなども展開している。2004年に株式会社ワコール(現、株式会社ワコールホールディングス、京都府京都市)と資本業務提携を行い現在、ワコールホールディングスが筆頭株主となっている。

同社の化粧品は、天然の植物由来成分やミルク由来成分などを商品に合わせて配合。安全性や低刺激性を追求し、肌に負担をかけるおそれのある成分の使用を極力避け、適正な原材料を厳選した処方設計となっている。特に、顧客一人ひとりの肌の個性に合わせて素肌の美しさを最大限に引き出すため、スタッフがカウンセリングをしながら顧客のキレイをサポートしながら販売している。

全ての店舗において専門教育を受けたショップスタッフを配置し、保湿力を保つ洗顔方法や肌の色がワントーン上がるベースメイクのコツなどをコンサルティングしながら、化粧品の販売を行っている。また、コンサル販売に加えて商品登録やディスプレイ、DM作成、ギフト作成、売上・顧客情報管理も行うなど仕事の範囲は幅広い。

2017年3月期における店舗数は、総数288店舗。このうちハウス オブ ローゼ直営店239店、リラクゼーションサロン24店舗、カーブス21店舗、その他4店舗にのぼる。また、パートナーショップの個人オーナー運営ショップが48店舗、量販店等のコーナー展開が328か所などとなっている。

同社では、今後の店舗展開について全国の駅ビル、ファッションビル内の専門店や有名デパートのバス用品販売コーナーなどへの出店とともに、立地条件に即してリラクゼーションサロンなどを採り入れ、店舗の複合化による新業態店を展開していく方針。

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