女性用に設計された経口避妊薬（ピル）を使用するヨルダンの男性の特徴や使用目的を調査した結果が5月7日、「PLoS One」オンラインに掲載された。
オンライン自己管理調査を使用して混合法説明的順次調査（mixed-method explanatory sequential study）を実施し、その後、登録薬剤師、助手薬剤師、および薬局インターンに対して半構造化された詳細なインタビューを行った。インタビューには概念フレームワークを利用した。帰納的主題分析と記述/回帰分析は、それぞれNvivoとSPSSを使用した。
その結果、計158のアンケート回答と22のインタビューが分析対象となった。経口避妊薬を使用した男性の目的では発毛促進が12.7％、筋肉増強が31.7％、にきび治療が4.4％だった。インタビューに参加した薬剤師は、男性はジムのコーチの推奨に従って、主にボディービルの目的で経口避妊薬を使用していると回答した。最も使用頻度の高かった薬剤はエストロゲン（エチニルエストラジオール）とプロゲスチン（ドロスピレノンまたはレボノルゲストレル）だった。
