運動と腸内細菌叢の関連にBMIが関連

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2023.03.27

国際部

運動が腸内細菌叢に与える影響を研究した結果が3月21日、「FASEB Journal」オンラインに掲載された。プロのアスリートでは運動量の増加が心血管および筋骨格系の健康を改善し、さらに特異的な腸内細菌叢構成とも関連していることが先行研究で示されている。今回は、日常的な運動習慣と腸内細菌叢への影響を調査した。

今回の研究では、標準的なBMI(18.5~24.9kg/m2)または過体重(25~29.9kg/m2)の40~65歳の中年成人350を対象に、腸内細菌叢組成に対する身体活動と握力の役割を検討した。

その結果、過体重の参加者は、トリアシルグリセロールの濃度が高く、コレステロールエステル、スフィンゴミエリン、リソホスファチジルコリンリピドの濃度が低かった。また、過体重の参加者ではOscillibacter属の量が少なかった。運動の持続時間が腸内細菌叢に与える影響は、BMIに依存していた。標準BMIの参加者では、運動量の増加はActinobacteriaおよびProteobacteria門、Collinsella、Prevotella属などの相対多岐な量を増加させた。男性の標準BMIの参加者では、より強い握力は、FaecalibacteriumおよびF. prausnitziiの相対的な量が多くなることが示された。これらの結果から、BMIが身体活動による腸内細菌叢の変化を大きく左右していることが示唆された。

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