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30代から「若く見られたい」志向が高まる

株式会社リクルートライフスタイル(東京都千代田区)に設置されている美容に関する調査研究機関である「ホットペッパービューティーアカデミー」は、全国の人口20万人以上の都市在住者のうち15~69歳の男女7,700人を対象に、美容意識と行動について調査を実施した。

その結果、30代から女性は8割以上、男性は7割近くの人が、「実年齢より若く見られたい」志向にスイッチすることや「外見をよくすること、若さを保つことのきっかけ」は、10~20代女性で「SNS・ブログ」が、40~50代よりも3~8倍高く、美容を意識・行動するきっかけになっていることがわかった。

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まず「美容において重要視するポイント」を聞いたところ、男女とも1位は「髪型」で、女性の2位は「体型(全体のバランス)」、男性の2位は「体臭・口臭」となった。

女性の年代別で見てみると、1位「髪型」は共通しているが、2位は20代以上では「体型(全体のバランス)」、10代は「体の肌質・体毛(ムダ毛)」と重視ポイントは世代によって異なった。

男性の年代別では、「体臭・口臭」はどの年代でも2位以内にランクインし、10~60代いずれの年代でも約4割が重要視していた。

次に、「何歳に見られていると思うか」「何歳に見られたいか」と外見年齢(自己認識と願望)について聞いたところ、30代から女性は8割以上、男性は7割近くの人が、実年齢より若く見られたい志向にスイッチすることがわかった。

男女ともに全体では、「実年齢よりも年下」に見られていると思っている割合がもっとも高く、女性が64.9%で男性が53.3%。次いで「年相応(差なし)」が女性で20.9%、男性で24.7%となった。年代別で見てみると、男女ともに30代以降が「実年齢よりも年下」の割合が半数以上になり、年代が上がるほど割合が高くなる傾向となった。

女性全体では「実年齢よりも年下」に見られたい割合(73.3%)がもっとも高く、年代別で見ると、30代以上から「実年齢よりも年下」が8割以上を占め、男性全体でも「実年齢よりも年下」(63.5%)がもっとも高い。年代別で見てみると、30代以上は「実年齢よりも年下」が7~8割を占めるが、10代では「年相応(差なし)」が6割だった。

最後に「外見をよくすること・若さを保つことのきっかけ」を調査したところ、10~20代女性は「SNS・ブログ」と回答し、40~50代よりも4~5倍高く、意識・行動のきっかけになっていることがわかった。

「美容を意識するきっかけ」については、全体では「友人・知人の容姿を見て」(29.8%)がもっとも高く、次いで「テレビCM・テレビ番組」(23.3%)、「おしゃれな街やお店や街の人に影響されて」(19.4%)が続いた。

「サロンに行く・ケアをするなど、美容に関する行動のきっかけになるもの」についても、全体では「友人・知人の容姿を見て」(16.8%)がもっとも高く、次いで「テレビCM・テレビ番組」(11.0%)、「友人・知人の話を聞いたり、勧められて」(10.4%)となった。

10~20代では「SNS・ブログ」の割合が他年代より高く、40~50代の4~5倍となった。

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