ダイエットサプリ頻用の女性、摂食障害の可能性も

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2019.12.2

国際部

ダイエットサプリメントや下剤を使用している若い女性ではそうでない女性より摂食障害を来す割合が高いという調査報告が1121日、「American Journal of Public Health」オンラインに掲載された。

2001-16年のデータを用いて、米国の若い女性を対象に、体重管理のためにダイエットサプリメントや下剤の利用とその後の偶発的な摂食障害との関連を検討。年齢、人種/民族、および過体重状態を調整した多変数ロジスティック回帰モデルを使用して、体重管理行動とその後の摂食障害診断との関連を推定した。

過去に摂食障害の診断を受けたことのない女性の1-3年以内の摂食障害を発症する確率はダイエットサプリメント使用の人で(調整オッズ比5.6)、下剤使用の人(同6.0)で高かった。減量のためのダイエットサプリメントまたは下剤の使用は危険な場合があり、潜在的摂食障害または摂食障害発症リスクに関するカウンセリングを受けることを勧める警告サインである可能性が認められた。

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