仏LVMHの香水&化粧品事業、2020年第3四半期やや回復の兆し

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2020.10.21

国際部

仏モエヘネシールイビトン(LVMH)は、15日、2020年第3四半期の決算を発表した。香水&化粧品事業部門の売上高は前年同期比16%減少の13億7000万ユーロだった。コロナ渦の化粧品の需要の落ち込みと海外旅行者の激減の打撃が続いているが、上半期の同部門の売上高29%減少と比較するとやや回復の兆しがみえた。

2020年下半期に入りオンライン販売は着実に伸びており、封鎖解除後の店舗での販売動向も大幅に改善している。香水ブランドでは、クリスチャンディオールからリリースされた新しいフレグランスの売上が伸びており、スキンケアでは、ゲランのアベイユロワイヤルとオーキデインペリアーレが今期、目覚ましい成長を記録した。米歌手リアーナが開発した新しいスキンケアブランド「フェンティスキン」も有望なスタートを切っており来期のビジネス成長が期待される。

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