コーセー、“活き活き感”を引き出す「感性評価AI」を開発

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2021.01.28

編集部

株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊氏)は、電気通信大学 情報理工学研究科の庄野逸(しょうの はやる)教授との共同研究により、熟練の美容専門家のスキルをAI化した「感性評価AI」を開発した。

感性評価とは、「活き活き感がある」や「安心感がある」などの感覚的に捉えられる印象を評価する手法のこと。
顔における感性印象の中でも、特に重要とされる“活き活き感”を向上させるために、一人ひとりに合わせて美容専門家が行う熟練のカウンセリングのスキルを再現した技術。

“活き活き感”につながる要素は個人によって異なるため、対面カウンセリングが必要であった。対面カウンセリングは実際に店舗に出向く必要があり、いつでも的確な美容提案を行えるようカウンセリング経験を積んだ美容専門家の“活き活き感”を評価する技術をAIに学習させ、数値化した。

10~70代の日本人女性377名の顔画像(正面・真顔)に対し、“活き活き感”の度合いを7段階で評価。得られた評価値と顔画像を照らし合わせ、評価値を顔画像から予測。“活き活き感”評価の基準となっている特徴部位を画像データから自動的に抽出する「深層学習」および学習効率を高める「転移学習」の技術を応用することで、“活き活き感”評価値を高い精度で予測できる「感性評価AI」を構築した。
             図1「感性評価AI」の概念図

また、この「感性評価AI」を用いることで、“活き活き感”の評価に大きく影響を与えている顔部位を可視化することが可能となった。
“活き活き感”に影響する部分は個々人の顔形状や肌の見え方によって異なり、例えば、右の“活き活き感”の低い顔画像では、鼻やほうれい線部分が”活き活き感”評価に強く影響を与えていることがわかった。(図2参照)
          図2 “活き活き感”評価に影響する部位マッピング

顔画像だけで“活き活き感”を評価することができ、その印象を高めるためには影響している部分に対する美容提案を推奨することができるようになる。

参考リンク
株式会社コーセー

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